性と育毛のエネルギー
(中略)
男性の性機能である射精は生殖行動の一部であり、生殖は本能ですから、基本的には欲求にしたがうのが一番。ホルモンのバランス的にも正しいはず。
ただ、個人差と年齢によって大きく変わっていきます。
【10代】第二次性徴
【20代】テストステロン量がピーク
【30歳】テストステロン減少し始める
【50代〜】射精時の精液量の減少
一般的に50歳を過ぎると1回の射精で射出される精液の量が減ります。
精液中の精子の割合は変わらないようですが、精子自体の運動能力が落ちてきて受精の確率も減る。
生殖能力が落ちるということです。
それに比べると、50歳までは充分な生殖能力が備わっていると言えます。
そう考えると30代〜40代は数日に1回とか毎日射精する体力が備わっていて当然です。(10代・20代は言うまでもなく)
健康な成人男性であれば射精が健康を害するものではないという説明にもつながりますね。
30歳からテストステロンが減ることは以前にも書いたと思います。
この性衝動を司る男性ホルモンが減少することでいわゆるムラムラ、ヤリたい、という性的欲求は10代・20代の頃より減ってきて当然です。
しかし生殖機能自体が極度に落ち込むわけではありません。
性を年齢で考えるなら50歳くらいが境目と考えるべきでしょうか。
性的なエネルギーという意味では、射精した後で精子や精液を新しく増産するのに多大なエネルギーを要するのではないかという話も書いたと思います。
大まかに言って、男性の体の機能から3つ選んで順位をつけるとしたら、
1.生命維持
2.生殖能力
3.育毛発毛
ではないでしょうか?
死にそうな体力でセックスをする人はいないと思いますし、体内で生殖機能を維持するエネルギーが必要なときは髪の毛のことは、後回しにされるような気がします。
もちろん生命維持が最優先の時も髪の毛への育毛エネルギーは発生しないはず。
睡眠のとき、体が充電される順序で「毛髪の充電が最後」だという話(これも以前書きました。)に近いかもしれません。
エネルギー充電に起因するかわかりませんが、射精頻度が高いとダルくなるかわりに射精を控えると体力が充実して睡眠が短くなりませんか?
ここら辺は交感神経・副交感神経などの話とも関係しているのですが。
●射精を禁欲して、良い効果
・体力や気力の充実
・短い睡眠で足りる
・育毛に必要な栄養やエネルギーが満ちる
●射精を禁欲して、悪い効果
・ストレスが溜まる、落ち着かない
・睡眠時間が短くなる
・生殖能力(受精)の低下の可能性
・ホルモンバランスの崩れ
射精をしない期間にもよります、1週間なのか1か月なのか。
睡眠が短くて足りるのは、仕事などには良いかもしれませんが、育毛には良くありませんね。男性は射精をすると安眠できるという説も。
逆に射精頻度があまりに多いと、精神的な罪悪感のようなものも増えて、体も疲れやすくなり、惰眠をむさぼることにもなりかねません。毛髪形成のための細胞分裂にも悪影響を及ぼしそうです。亜鉛・蛋白質不足に陥る懸念も。
結局、性と育毛の関係に結論はでないのですが、
したいときはする。
したくないときは絶対しない。
加えて、
したいときに少し我慢する。
3日に1回程度は射精しても健康に害は無い。
(育毛へのマイナス要因にならない)
50歳までは毎日射精してもそれほど大きな悪影響があるとは思えません。
ただし射精のし過ぎは厳禁。
とにかく性的な体力や性機能は、個人差がとても大きいと言われていますし、実際にそうだと思います。
他人と比較するよりも自分のペースや体力で、性と向き合うことが育毛発毛にも一番良いことなのでしょう。