円形脱毛症について

円形脱毛症の原因と治療方法について

■円形脱毛症とは?
円形脱毛症とは、頭髪に突如として硬貨くらいの大きさで髪の毛がぽっかり抜けてしまう症状です。「10円ハゲ」とも呼ばれ、突然一気に脱毛してしまうため本人にも自覚がないケースも少なくありません。特に後頭部など自分では見えない位置ですと他人から指摘されるまでは気づかないままです。

円形脱毛症の「10円ハゲ」ができた約9割の方は半年前後で
元通りに自然回復
します。

ところが残りの1割の方はハゲた部分がどんどん広がってしまい、
最悪の場合、頭髪全部脱毛あるいは全身のありとあらゆる体毛
までもが抜けてしまう状況にまで悪化してしまうことがあります。
円形脱毛症
■髪の多い女性でも
円形脱毛症は髪の毛が多く薄毛とは無縁の女性も突然に発症することがあり珍しくはありません。女優の藤原紀香さんが自らの円形脱毛症をカミングアウトしたことは有名な話です。
髪が多くても少なくても、男性・女性、大人・子供でも、性別や年齢に関係なく円形脱毛症は発症します。
■円形脱毛症の原因
円形脱毛症の原因としてはストレス頭皮のトラブル免疫疾患などが挙げられますが、厳密な意味での明確なメカニズムは明らかになっていません。
しかし、AGAや壮年性などからくる一般的な薄毛化とは全く異なる原因と特性であることはわかっています。
■ストレス
円形脱毛症と言えばストレスが原因というくらい密接な関係が言われています。
実際、 大きな悩み事を抱えて円形脱毛症になったという話はしばしば耳にしますが、これはストレスによる体調不良によって体が免疫異常を引きこすことが原因だという説があります。(※免疫の異常=免疫疾患については以下をお読みください。)

ストレスは通常の薄毛や健全な髪の毛にも良くありませんし、健康にも悪い影響があります。極力ストレスは溜め込まないようにしましょう。(→ストレスについて
■自己免疫疾患
体内に入り込む異物を排除することを目的として白血球は殺菌などで免疫を保ちます。
本来免疫を保つために存在する白血球に含まれるリンパ球が、自分の正常な毛包を攻撃して働きを失わせる「自己免疫疾患」と呼ばれる病気の一種が円形脱毛症の原因とされています。
医学界ではストレスというのは円形脱毛症発症においてのきっかけとされ、直接的な原因はこの自己免疫疾患とされています。
■円形脱毛症の治療
円形脱毛症の治療方法ですが、約9割は半年間ほどで元に戻るのでそのままにしておいても完治となります。

但し中には頭部全脱毛および全身脱毛へと悪化するケースがありますので心配であれば積極的に皮膚科の病院で診断を受けることをお奨めします。前述の「自己免疫疾患」だと診断されれば病気扱いになりますので通常の薄毛治療と異なり健康保険の適用が可能です。
円形脱毛症は皮膚科病院で診察を
■円形脱毛症の医療現場
実際の医療現場では以下のような治療が施されています

・ステロイド系抗炎症薬を点滴し免疫抑制作用を働かせ自己免疫疾患を正常化
・髪が無くなった部分に薬を塗り故意に「かぶれ」を起こす。このかぶれを治癒していくことで自己免疫疾患を正常化


自分を守るための異物攻撃要素であるリンパ球が自分の正常な体を攻撃しているわけなので、それを抑制したり異なる攻撃目標を作り逸らすわけである。

これらの治療は円形脱毛症が発症してから早い時期に行ったほうが改善する確率が高くなっています。そして仮に治療が成功したとしても円形脱毛症が再発するケースもあり、その場合には再度治療を受けなくてはなりません。
そういった意味でも円形脱毛症を確認したら大抵の場合はいずれ元通りに改善するとは言え、速やかに皮膚科の病院で診察を受けておいたほうがよいと言えそうです。

少なくとも育毛剤や育毛サプリメントで改善が図れるような脱毛症状・薄毛化ではありませんので、その違いについてはしっかりと認識しておくことが重要です。

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