髪の毛の基礎知識

髪の毛のメカニズムを知り、育毛に役立てましょう。
■髪の毛はどのくらいのスピードで伸びるの?
髪の毛は1日0.35〜0.5ミリほど伸びるので、
1か月で約1センチ〜1.5センチくらいは
伸びています。但し、個人差があります。

■髪の毛の本数はどのくらい?
人間の頭に生えている毛髪の本数は、約10万本
と言われています。これにも個人差があります。
■抜け毛はどのくらいあるの?
1日当たり平均60〜100本程度は抜け落ちています。
毛髪にはヘアサイクルがあり、誰でも、どの毛髪1本を見ても成長した後は必ず抜け落ちます。髪が抜けるのは悪いことではなく正常な生理現象です。
抜け落ちた毛髪の本数を気にするよりも、抜けた毛髪自体をよく観察してください。太くてしっかりした毛であればきちんと成長できています。逆に細かったり短かったりする毛が抜けていれば、ヘアサイクルが乱れている可能性がありますので、それは薄毛になる予兆とも言えます。
■髪の毛の太さは?
男女や年齢によって異なり個人差もありますが、おおよそ次のような値です。 (※ミクロン=1000分の1ミリ)

年齢では、10代に太くなり、10代後半〜20歳頃がピーク。20代後半以降は細くなっていきます。

男性型脱毛症・薄毛の方の場合には平均値が60ミクロンと細めの毛髪が多い傾向にあり、地肌が露出していたり見えやすい部分は30〜40ミクロン未満の産毛が多く存在しています。
すなわち薄毛の状態とは髪が無くなったのではなく以前の太い髪が、細く色が薄くなり肉眼では見えなくなっている状態。これらの産毛を正しいヘアサイクルに導き、太く長く育てることで薄毛を改善できる可能性があります。

なお女性の場合は太さより本数が関係しており、ヘアサイクルの休止期にある毛髪が多いと生えている髪の本数が少なくなるので薄く見えるようです。
■髪の寿命とヘアサイクル(毛周期)
ヘアサイクルは以下のように、「成長期→退行期→休止期」を繰り返します。
【成長期】2〜6年
髪は伸び続ける
毛髪が太く長く成長し続ける

【退行期】2〜3週間
毛乳頭の萎縮、毛母細胞分裂停止
毛髪は退化していく

【休止期】2〜4か月
毛乳頭・毛母細胞ともに完全活動停止
毛根の退化。毛が抜けやすくなり、脱毛する。

再び成長期の初期へと戻り、繰り返す。

★頭部にあるヘアサイクルごとの髪の割合
成長期:退行期:休止期=100:1:10

★休止期に抜けるべくして抜けた毛髪は、きちんと育ちきっているので毛根部分は膨れた球のような形をしているはずです。そうでなければ「髪がきちんと成長できていない=ヘアサイクルが乱れている可能性あり」ということで要注意です。

★AGA(男性型脱毛症)の場合には成長期が短く、すぐに退行期になっていまうので、本来なら2年〜6年かけてグングン成長すべき髪の毛が、数ヶ月〜1年で成長期が終了し、そのまま抜け落ちます。当然ヘアサイクル全体も短くなるのでやがてほとんどの毛が短くて細い毛か産毛になってしまうため地肌も見えやすくなり薄毛の状態となります。

■髪の毛の仕組み
毛髪の毛根部分は膨らんだ球の形をしており、ここを「毛球」といいます。
毛球の中には「毛乳頭」が存在し、頭皮を走る毛細血管から栄養素を受け取っています。
毛乳頭の周りを取り巻くように存在するのが「毛母細胞」であり、毛母細胞は毛乳頭から栄養素を受け取り細胞分裂を繰り返します。
分裂した毛母細胞は角質化しながら上へと押し上げられ、これが髪の毛そのものになります。

※下図を参照してください。
髪の毛の仕組み 毛髪・毛乳頭・毛母細胞・毛球・毛細血管
■髪のメカニズムを育毛に役立てましょう
髪の毛の仕組みからわかるように、
・髪に必要な栄養素を摂取すること
・栄養素が血液を通じて、きちんと毛乳頭へ運ばれること
・毛母細胞の分裂が活発に行われること

これらがきちんと行われないと健康な髪の毛が生成されない、立派な髪の毛が生え育たないことになります。

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