性について

性欲や性の悩みは薄毛と関係があるのでしょうか?
■性欲と薄毛の関係
テストステロンという男性ホルモンは性欲や性衝動、性器発育の役目を果たしています。
テストステロンは還元酵素5αリダクターゼによってジヒドロテストステロンに変換されますが、このジヒドロテストステロンがAGA(男性型脱毛症)の原因であることがわかっています。
AGAの場合、睾丸摘出をしてテストステロンが分泌されなくなるとジヒドロテストステロンの産出が無くなるので薄毛化も止まります。だからと言って睾丸摘出してしまうと、男性としての生殖機能が停止し、男性らしさや男性機能も失くしてしまうことになるので、現実的な薄毛改善の策にはなりません。
■射精は育毛発毛に影響があるのか?
射精(セックス・オナニー)が育毛に悪影響かどうかは賛否両論、結論は出ていません。
しかし健康な成人男性であれば数日に1回程度の射精で健康を害するということは考えにくく、適度な頻度であれば育毛へのマイナス要因にはならないはずです。
性機能や精力は個人差が非常に大きいものですので、他人との比較よりも自分自身の感覚で適切な回数を見つけるとよいと思われます。
■射精は正常な生殖機能
射精(セックス・オナニー)をすると男性はよく眠れるという話があります。適度な疲れがあるのもそうですが、ストレス解消になりリラックスにもつながるのです。
逆に無理に射精することを禁欲し我慢し過ぎるとイライラしてきてホルモンバランスや精神面に悪影響も出てくるでしょう。成人男性が定期的に射精するのは正常な生殖機能であり健康な証拠なのです。
■オナニーをし過ぎると?
男性がオナニー(自慰・マスターベーション)をすると射精にともなって精液を放出します。
精液自体は微量ですが、精子・精液は亜鉛や蛋白質などで作られているので、あまりに放出量が多いとそれだけ体内の栄養素が減ることになります。これだけで薄毛化を考えるのは極論ですが、たんぱく質や亜鉛は育毛に不可欠な栄養素であることを忘れてはいけません。
また、オナニーで頭痛や体がダルくなったり、精神面でも罪悪感が増すこともあります。健康的で前向きな日常生活が体の成長には大切という意味では、オナニーも育毛面でマイナス要素があるのかもしれません。
育毛以外ではペニス(男性器)の発育を阻害したり、将来的にED、インポテンツ、早漏になる可能性も指摘されていますので気をつけましょう。
■オナ禁で髪が生えるのか?
前述の通り精液の放出量が多ければ、新しい精子・精液の製造やそれにかかるエネルギー、栄養素といろいろ体に負担は発生します。そういう意味では射精頻度は少なくしたほうが育毛にもよいはずです。
ただし長期間禁欲して射精を我慢したことで、それが髪が生える理由にはなりません。
オナニーは習慣化しやすいので惰性で何度もすることのないように注意していれば、あとは性衝動にしたがってしたいときにするのがよいでしょう。
■射精による亜鉛の放出量
1回の射精で体外へ放出される精液は2mlあれば正常で、3.5mlが平均値とも言われるが、個人差と体調などにより大きく異なる。
なお、1回の射精によって亜鉛1〜3mg程度が失われると言われています。

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