シャンプー洗髪で薄毛になる?
育毛のためにシャンプー洗髪をしていたのに、
シャンプーをすると逆に薄毛になってしまう可能性について
■頭髪専門医によるシャンプー洗髪へのアドバイス(2008年9月現在:管理人調べ)
・シャンプーの種類や洗い方で大きな差はない
・多くても1日1回にしておくこと
・過度なシャンプー洗髪は毛髪や頭皮へダメージになる
・頭皮の脂が毛穴に詰まって毛が抜けるというのは誤った仮説
・医学的見地から「皮脂が脱毛に直接影響しない」ことは立証されている
・シャンプーで皮脂を流しても24時間すれば元の皮脂量に戻る
・5α-リダクターゼ1型が皮脂腺で活性化すると皮脂の分泌が盛んになる
■頭皮の毛穴が詰まる?
シャンプーをしないと汚れが毛穴に詰まって大変なことに・・・、というのはシャンプーメーカーがCMなどで作り上げた幻想かもしれません。上記のように頭髪専門医によりますと、これは誤りなのだそうです。
もちろん頭皮が汚れたままですと、雑菌の温床になりかねず、皮膚炎のような状態になる可能性はあります。悪臭がしたり、皮膚が炎症を起こしたり、こういったことを予防するためのシャンプー使用はまだ意味がありますが、育毛の観点からはシャンプーで洗髪するのは、薄毛改善どころかほとんど関係がないということになります。
■皮脂は止められない
洗浄力の強いシャンプーで頭皮脂を流してしまっても24時間後には皮脂量は元に戻ると言われています。シャンプーをすれば頭がスッキリ、さっぱりした気持ちのいい気分にはなりますが、1日に2回3回と洗っても結局は元に戻ってしまうのです。
逆に過度なシャンプー洗髪をすることで本来皮膚を保護するためにのっている頭皮脂が無くなってしまい、それを補うため余計な頭皮脂分泌を呼ぶ可能性のほうが大きくなります。
5αリダクターゼ還元酵素1型は皮脂腺に多く存在するため、5αリダクターゼ1型が活性化すると頭皮から脂が多く分泌されます。ホルモンが関係していることなので単純に洗髪をしただけでは頭皮脂分泌を止められないという理由がここからもおわかりになると思います。
■洗髪時に髪が抜ける
湯で洗い流すだけならそうでもないのに、シャンプーをつけたとたんにその泡の滑らかさで勢いよくゴシゴシと荒っぽく洗ってしまうことに心当たりがある方も少なくないでしょう。
時間がないときの洗髪、心がイライラしているときの洗髪、気持ちがいいからといって擦りすぎれば、抜けそうな髪だけでなく健康な髪まで抜けているのかもしれません。(※臨床実験などデータはありません、仮説です)
■合成界面活性剤
シャンプー・リンスはこれまで各社メーカーにより、手触り・髪の仕上がり・香りといったことに重点を置いて開発されてきました。その結果、多くの添加物や香料を含んでいます。これらは頭皮や髪の毛に不要なものです。
また、メーカーがコストダウンを図るために有害とも言える石油系の合成界面活性剤を大量に含有した商品もあったという噂まであります。
合成界面活性剤の有害物質が引き起こす副作用やタンパク質破壊が頭皮や髪にダメージを与えているという説もあります。
最近になって女性も男性も薄毛を気にする方が増えているのはこういったシャンプーやリンスの影響かもしれません。
(※但し、本当にそんなに有害であれば国民のほとんどが脱毛しているわけであり、そうなっていないことを考えますと、影響は限定的、もしくは個人差、もしくは間違った捉え方の可能性もあります。)
■どうすればよいのか?
ではシャンプーは不要な存在なのでしょうか?してはいけないのでしょうか?
育毛に取り組んでいる方にとっても、そうでない方にとっても、シャンプー洗髪を否定はできません。
頭髪専門医の指摘によればどのシャンプーを使っても大差は無いということですが、我々にできるのは、できる限り髪や頭皮をケアしてくれるような、育毛シャンプー、低刺激シャンプー、天然成分シャンプーを選んで使っていくということになるでしょう。
湯で洗い流すだけで充分とお思いの方は、湯シャンでよいでしょう。ぬるま湯で洗い流すだけでも塵や埃などの汚れは意外に落ちるものです。
頭皮が脂っぽい状況を解決できない場合もあるでしょうが、シャンプーを使うことが皮脂の余計な分泌を引き起こしていることもあり、湯シャンを一定期間継続しますと、頭皮脂の量が落ち着いてきて減っていくことが実感できます。(※個人差、体質による違いはあります)
■シャンプー洗髪せずとも脱毛はしない
洗髪の歴史を振り返ってみますと、日本でも昭和初期までは洗髪は多くても月2回ほどでした。液体シャンプーが登場したのも1930年であり、それ以前は水で洗い流すか、石鹸か、粉末洗髪剤で洗っていました。
リンスができたのは1970年、この頃でも洗髪は週2回程度。1980年代にいわゆる朝シャンが発生する頃から毎日、あるいは朝・晩の2回シャンプー洗髪するようになったと言われています。
これを逆説的に捉えますと、毎日シャンプーするという文化はわずか30年ほどの歴史だということ。それ以前の人類は2000年間以上もの間、毎日洗髪するわけでもなく、シャンプーというものも存在していませんでした。しかし人間の頭皮に生えている髪の毛は退化することなく今まで生えているのです。
また、俗説ですがホームレスにハゲはいないという噂話があります。真偽は不明ですが、もし頻繁にシャンプーで洗髪しないと薄毛になるなら、彼らは短期間に全員髪を失っているはずです。むしろ伸ばしたままの長髪の方が多い印象がありますが・・・?
これらを総合的に判断しますと「シャンプー洗髪せずとも脱毛はしない・薄毛にはならない」という仮説は正しい考え方のように思えます。シャンプーしないことで薄毛や脱毛症になるのではなく、薄毛や脱毛症には別の原因があるのです。
■まとめ
管理人の経験則で申しますと、シャンプー洗髪で髪が必要以上に抜けたり、ヘアサイクルが乱れだりということはあり得ると考えています。
まずシャンプー中に髪が抜けるということ。1日の中で最も髪の毛が抜ける時間なのでは?と思うほど抜けるときは抜けている印象があります。
強力な洗浄力成分や含有されている体には不要な添加物などからの影響で頭皮が荒れて皮膚炎のようになってしまうケースも想像できます。
リンスやコンディショナーは数年前までは使っていましたが、以後、不要物と判断し使用を止めました。(ちなみに整髪料も髪には不要物と捉え不使用に)
以上のことを踏まえ、管理人自身、基本は毎日湯シャンであり週1回程度シャンプー洗髪をしています。
それでもシャンプーを使うのは、頭皮が雑菌の温床にならないための殺菌作用を得るためです。
(なお、シャンプーは育毛向けのものを選んでいます。)
■補足
薄毛・脱毛症の本当の原因は髪を洗うという行為だけでは解決できません。
対処するためにはその根本的な原因を治す必要があります。
例)
AGA(男性型脱毛症)→男性ホルモン
円形脱毛症→自己免疫疾患